それは、仕事の帰りにCDやDVDも扱う某中堅新古書チェーン店へ寄った時のこと。
そこではよく買取してもらっていたので
(というか、うちの店でいらない本や状態がかなり悪い本を持って行く
最終処分場にしていたので。別名「古本墓場」)
ポイントがたんまり貯まっていました。
そこで以前から目をつけていたブツを買うことに。
XTCの紙ジャケシリーズ
「
ママー」
「
ノンサッチ 」
「
ホワイト・ミュージック」
ジャケットというものは、普通のCDはプラスチックなわけですが、
紙ジャケの場合、昔のレコードのように紙なわけです。書いて字の如く。
特殊仕様盤といいましょうか、実際初回限定版などに使われることも多いのです。
(ものによってはプレミアがつく場合も。XTCは今のところそんなにだが、
最近売ってるところが少なくなってきてる気もしないでもない)
CD棚へ入る。
おお、まだあったぞ。よしよし。
前は確か新品だったはず。
値段も中古としては高いが(7割かよ)、新品同様品だしまあいいかとレジへ。
茶髪の店員に「盤質チェック」と中の「歌詞カード」「対訳・解説」が
ちゃんとあるか確認したいと申し出る。
盤については別のところにあり、今から出すとのこと。
ああ、確かにジャケット表面に
「中身はレジでお出しします」という紙札が貼ってあるしな。
そこで店員、いきなりぴっちり閉じられたシュリンクに勢いよくハサミを入れる。
ああ、あぶない!そんなにしたらジャケに傷がいくって。帯切らないでよー。
冷や冷やしながら開封を見守り、
ジャケは手元へ。
中身はちゃんとあった。
別の店員から盤が届く。
盤面を確認。新品同様だ。
泉川 「じゃあそれ買います」
店員 「では、合わせまして○○円になります」
財布からポイントカードとお金を取り出して
よそ見をした次の瞬間、悲劇は起こった。
「びりっ、べりべりっ」
先ほどのジャケット表面の「中身はレジでお出しします」の紙札を・・・
二人の店員が勢いよく剥がすのが見えた。3枚一気に。手の先の紙札の裏側にはしっかりとセロハンテープが貼られていた。
あれ・・・・・・まさかそれ、商品に直に貼ってあったんですか?紙ジャケなのに?
そのセロハンテープには何か黒いものや緑のものがこびり付いているのが見えた。
そして目を下に移すと・・・
ジャケットには鮮明なる白い傷跡が。店員 「あ・・・」
泉川
「すみません。そのCD買いません」店員 「ゆっくり剥がしたつもりだったんですが・・・」
泉川 「いや、結構な勢いついてましたから!」
結局、第二希望のものと交換。
前から欲しかった
スウェードのベストを新品で買うことに。
ウワーソ!僕のXTCが!
かなり脱力。
またどこかで買うか・・・。でももう出会えないかも。
これは本の世界でもよくあることで、特にシール型の値札があぶない。
角川スニーカーや富士見書房のラノベとかちくま書房の文庫などがそう。
表紙にPP貼ってないから剥がしをしくじると取り返しのつかないことに。
(あかほりさとるとか群ようことかいくらでも換えのきくものなら別にいいが
ラノベ新刊、ましてや内田百鬼園先生とかだと目も当てられない)
あれに裸で値札シールを貼る古本屋は駄目ですわ(自分のとこも注意しよう)
その辺でその古本屋が
「いかに本を大切にしているか」「本を分かっているか」が分かると思います。
ましてや、CDも同じ事が言えるかと。
レコード専門店とただの新古書チェーン店ではやはりそういった所に差が出るのは
仕方ないことなんでしょうし、
そんなに欲しいなら新品で出た時に買えよと。
ええそうでしょうよ。
それでも一言物申したいわけですよ。
っていうか、
紙ジャケにテープを貼るんじゃねえ!!
posted by 泉川康裕 at 03:12| 大阪

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